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    B-Paws 犬と人。

    ドッグトレーナーが犬のあれこれを綴ります。犬のしつけは、ホリスティック思考で参りましょう!

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    愛犬の日々の充実度は?

    先日、犬の必要睡眠時間が足りていれば良いわけではないと、そんな記事を書きました
    もう少し掘り下げてみます。



    「他にやることがなくて寝るしかない・・・・」
    ひたすら寝て過ごしている犬と、

    「眠くなってきたなぁ~」
    たっぷりゆったり”休息”する犬と、

    どちらが、より充実した日々を過ごしていそうですか?
    どちらが、ストレスが少なそうですか?


    数字が出現すると、その数字をクリアさえできればいいような気がするかもしれません。
    でも、上記のように例えてみたら、その差は歴然だと思いませんか。

    極端な例でまいります。ちょっと感じ悪いくらい極端に。

    <その1>
    毎日10時間のお留守番、なんだったらサークル等に閉じ込められて、
    朝20~30分のお散歩のあと、10分掛からずに食べ終わる朝ご飯。
    そこから10時間のお留守番、
    限られた狭いスペースの中では選択肢も少なく、寝るしかない。
    夜、飼い主さんが帰宅でテンションMAX。
    それから、たまに夜の散歩30分、
    テンションはあがったまま気付けば、せかせかとお散歩が終わってしまう。
    帰宅して10分掛からずに終える夜ご飯。
    もっと疲れさせようと、室内でひたすらオモチャを投げたり引っ張ったり。
    目的は”一緒に遊ぶ”よりも”疲れさせる”。
    ソファーでウトウトしていたら、ちょっかいを出されて目が覚める。
    もう寝なさいとサークルに閉じ込められて強制的に消灯時間。
    でも、室内の電気は煌々と点灯していて眩しい。
    満たされている時間はどれだけあるでしょうか?
    これが週に何日も繰り返される。
    睡眠時間だけはやたらたくさんある。


    <その2>
    毎日お留守番はあるけれど、室内フリーで寝床を選べる。
    朝起きたら、朝日を浴びながら少し長めのお散歩で
    程よい疲労感で帰宅後に知育玩具で時間をかけてご飯。
    半分はお皿からもらえたりしながら、食べることを楽しむ機会がある。
    そこから長いお留守番。好きな場所を選んで自らの行動を選択しながら時間を過ごす。
    飼い主さん帰宅はテンションMAXだけど、比較的すぐ落ち着く。
    なんだったら玄関までお迎えにも来ない。
    ひと段落したところで、夜のお散歩を一緒に楽しむ。
    草むらの臭いを嗅いで、風の臭いを感じて、五感をたっぷり刺激して。
    ひと段落したところで、夜ご飯1回目はお皿から。
    ひと段落したところで、夜ご飯2回目は宝探しから。
    その様子を大好きな飼い主さんが見守っていてくれる。
    ただオモチャをただ投げるのでなく、手品なんて交えながら面白おかしく犬の興味を惹きつけて遊ぶ。
    飼い主さんがTVを見ている足元で丸くなってうとうと・・・お膝の上でうとうと・・・
    まだ室内の電気は煌々と点灯しているけれど、自ら落ち着ける場所を選んで就寝時間。
    犬が”楽しむ”機会が複数回設けられ、
    行動の制限が少なく、コミュニケーションを取る時間がある。
    睡眠時間もたっぷりある。


    どうでしょう?
    違いがわかりますか。
    長時間のお留守番をさせるべきではないことは、ひとまず置いておいて。


    「うちの子は1日20時間は寝ているはずなのに、ストレス行動が多い」としたら、
    ひとまず犬の1日を振り返ってみてください。
    上記の例、どちらに近いですか?どちらに当てはまりますか?
    お散歩に連れいっているからOK!なのでもないし、
    たくさん寝ているからOK!なのでもないし、
    おいしいものを食べているからOK!なのでもありません。
    もちろんストレスの原因はそれだけではない可能性もありますが。

    ただ生きているだけでなく、満たされながら生きる権利が犬にもあるのです。
    選択し、行動し、表現する自由が。
    (自由を訴えて野放しにしてよしと云うことではありませんので要注意)

    ※フリーにするとトイレをはずすとか、
    イタズラがひどいとかは、別問題です。
    それはそれで問題の原因を探って改善に臨むべきこと。


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    充実度を少しでもあげるには、
    接し方やお散歩の内容であったりと色々なものがありますが、
    ひとまずここでは1つ例に挙げてみたいと思います。

    例えば、私はゲーム等を取り入れながら1日の給与量を満たすことに大賛成♪
    フードボウルを使用して与えるのは私たちの都合であり、
    犬にとってそうしなければならないようなことではありません。
    ご飯の時間に決まった場所でフードボウルからと思い込む必要はないのではないかなぁ。
    手から、知育玩具から、ゲームの中などから楽しく食べるのは素晴らしいこと。
    毎回そうではなくても、時々それをしてあげるだけでも充実度は変わるはず。
    単調な日々に変化をもたらせるはず。
    なにより、良いコミュニケーションとなるはずですよ。

    あ、でもね、日々の流れを大きく変えられることは却ってストレスになったりもします。
    基本的には予測できる生活が安心と安定には必要です。
    そこのさじ加減は、1頭ごとに異なることでしょう。
    なので、流れを変えると考えるよりも、
    内容に変化を加えるとかそんな風に考えてみてもらえたらと思います。

    先日の個人塾にご参加いただいた方は、おわかりになりますか?
    一部エンリッチメントになりますね。


    dd.jpg
    ジャンゴは、フードの詰まった牛骨を嗅覚を存分に使いながら探し出して寝床まで持ち運び、
    齧ったり舐めたり転がしたりしながら食事を楽しみます。
    毎回ではなく、時々こうして私がセッティングして、私自身もそれを横目に眺めて楽しんでいますよ~♪
    これは、エンリッチメントの一環としておこなっています。
     



    「でもね先生、留守番中に飽きないようにガムや知育玩具を置いていっても食べない。」
    ひとりではそれを行うことが楽しくもなんともないんでしょうね、きっと。
    帰宅した途端に張り切ってガジガジ始めるパターンですね~(笑。

    知育玩具・ガム=留守番の方程式で、それを楽しみにできる子もいれば、そうでない子もいる。
    家中に隠された宝物を留守番中に探すことを楽しみに出来る子もいれば、そうでない子もいる。

    まずは、知育玩具で共に楽しく過ごす(見守る)時間を設けてみるのはいかがでしょうか。
    知育玩具の特別感をアップする方向を変えてみる。
    お留守番中の退屈よりも、一緒に過ごす時間の充実度をもっともっと上げる。

    いかがでしょう~。
    これさえやれば十分なんてことはありませんが、やらないより遥かに良い。
    要するに、バランスが重要ですよね。
    睡眠時間が少ないのも芳しくない、かといってただ長くあればいいわけでもない。

    キリがなくなりそうなので、このあたりで〆ます。


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