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    B-Paws 犬と人。

    ドッグトレーナーが犬のあれこれを綴ります。犬のしつけは、ホリスティック思考で参りましょう!

    目に見えない傷と、犬。

    年を越した感覚がないまま、もう2月!!
    時の流れのなんと早いことか。

    前回の記事を見て、「うちも・・」と体験談をお寄せくださったり
    避妊去勢を考え直してみたいとメッセージをくださったり、
    愛犬ジャンゴの心配もしてくださったり、
    みなさまの反応がありがたかったです。
    ありがとうございました(´∀`*)

    おかげさまで、
    ジャンゴは驚異の回復力を見せ、ほぼ完全復活を果たしました。
    ありがとうございました。


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    さて。

    犬になにかを教えようとするときには、いくつもの方法があります。
    当然ですが・・・
    どんな方法を用いて犬に教えるのかは、教える側の選択次第。
    犬に選択権はありません。

    体罰はよくない!と今ではもう多くの方が考えていることでしょうね。
    どこからどこまでが体罰なのか曖昧な部分もありますね~。

    でも私が思うのは、
    目に見える傷、目に見えて痛そうなものならまだましかもしれないということ。
    ダメですよ!?認めませんよ体罰なんて、そんなこと!!反対です!
    犬を傷め付けるなんて論外です!
    あくまでも・・・・ ”まし” もしれないなと。

    心に負った傷は見えませんから。

    心に負った傷が表に見えたときには、
    問題行動だと呼ばれることがほとんどでしょうし。

    目に見えるものなら、人は気付ける。 ( 気付いてどう対応するかはさておき )
    目に見えない心の傷は、なかなか気付いてもらえない・・・。
    見えないことで 「おとなしい犬」 と思われてしまうかもしれない。
    大人しく見えるけど、深く傷ついて怯えているだけかもしれない。
    諦めているだけかもしれない。

    体罰をうけ、体も心も深く傷つくのは一番よくない!!あってはならない。
    身体の傷は薬や獣医さんが治してくれても、
    心の傷は薬や獣医さんでもそう簡単には治せない。

    体に傷がつかない方法で、心だけ傷付いたら、誰が助けてくれるのか。

    20170111_103053.jpg


    犬を育てるうえで飼い主が、トレーナーが考えるべきは
    「どうしたら褒められるかな」。
    成功させる工夫。

    嫌な点、悪い点は目立つもの。
    そこにばかり目をつけているのではなく、褒めどころを見つけよう。
    褒めることができるように犬を導いて欲しいと思います。

    問題と思える行動にも、
    「やめさせる」より、「やらずにすむには」と考えて欲しいなと思います。

    そのほうがね、人も犬も心が豊かですよ(´-`)ノ


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