B-Paws 犬と人。

    ドッグトレーナーが犬のあれこれを綴ります。犬のしつけは、ホリスティック思考で参りましょう!

    安心・安全は、それを感じる側のもの。

    何度も例えに出てくるので、既にご存知の方もいるかもしれませんが
    私がこの世の中で苦手・・・大嫌い・・・無理・・・なのは蛾と毛虫(芋虫含)です。
    幼少時代にトラウマになる出来事があり、それ以来OUTなのです。
    周囲がドン引きするくらいOUTです。

    苦手となった当時のその場面は、30年の月日を超えても色鮮やかに蘇ります。
    思い出してしまっただけで「ヒィッ!!!」となります(´Д`|||)
    他人からしたら「なんじゃそりゃ。大袈裟な。」と言われるようなことかもしれませんが、
    私にしてみたら大事件だったのです。トラウマになるくらいのね。

    蛾や毛虫(入力しているだけでおぞましい)に触れることを、
    何人たりとも私に強要することは許されません。
    強制しようものならば、私は全力で抵抗します。
    無我夢中で我を忘れて噛みつく、引っ掻く、大暴れすること間違いなし!
    強要したその人を一生恨み続けるでしょう!
    二度とその人に近づかないようにするでしょう!

    要するに・・・

    「大丈夫」は強制できるものではないのだということ。
    安心・安全というものは、本人がそう感じて初めて機能するのです。

    犬も。


    ”苦手” ”嫌い” を ”好き” になるのは難しい。
    私は自分の嫌いなものを好きになる可能性は今のところ0%!!!

    それでも、昔に比べたら苦手度は下がっているのです。
    先日も愛犬の散歩で10cmは超えている巨大な青虫が視界に入り、
    思わず「イーーーーーーーッッ!!!」と意味不明の奇声を小さく発するだけに留まりました。
    (私には10cm以上に見えたけど、怖いものは大きく印象に残るので実際のサイズはもう少し小さいかも)

    以前は、道路の真ん中に毛虫がいたら、それだけでその道を通ることができませんでした。
    どれだけ遠回りになろうとも、その道を通りませんでした。
    頭ではわかっているんですよ?
    毛虫の速度より私の逃げる速度の方が早いことも!!
    それでも、体が恐怖反応を示してしまうのです。
    自分ではどうすることもできませんでした。

    避け続け、避け続け、避け続け・・・二度と嫌な思いをせずに何年も積み重ねました。
    不注意からギャァァァァと思うような経験をしてしまったあとは、
    また逆戻りの状態(´Д`|||)

    それでも、今はだいぶ大丈夫になったなと自分で感じています。


    マイナススタート・・・
    つまり苦手だったり嫌いだったりするスタート地点から、
    プラス(好き♪)になることは無理でも、
    マイナスの数字を小さくしたり、
    0にしたりするくらいはできるということ。
    でもそれも、年齢によります。
    若ければ若いほど0に近づいたり、もしかしたらプラスになることもあるかもしれない。
    年齢を重ねる(つまり経験を積み重ねる)と、なかなか難しい。

    あとは、
    ● 正体がわからなくて、それがどんなものかわからなくて嫌がる
    ● 怖い経験をしたうえで嫌になる
    ・・のとではまったく違いますのでご注意。

    犬も、ね。

    例えば、私の愛犬は海に入ることを全力で拒んでいましたが
    今は海に入って出てこないくらいに海が好き。
    この場合、海や波に対する未知の不安。
    自分に害はないし強要されないことで、自ら入水し、味を占めました。
    その正体を知り、無害であることを学んだのです。むしろ気持ちい!って。

    例えば、今は亡き愛犬は自分に何度か噛みついた犬が嫌いでした。
    距離を保ってすれ違えるようにはなりましたが、
    最後までその犬に友好的に近付くことはありませんでした。


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    苦手な何かを強要されて、嫌な経験が上塗りされたらマイナスの数字は大きくなります。
    良いことも、悪いことも、繰り返し経験することで大きくなっていくのです。

    まずは回避。
    経験を上塗りしない。
    冷静さを保てる程度のところから、少しずつ慣れる練習をするにしても、
    ”安全”は守られなければなりません。
    一緒にいる人が信頼できる存在でなければなりません。
    「この人、嫌なことをするかも」と不信感を抱けば安心安全と程遠くなるのは、おわかりですね?

    心ない、或いはそうしたことを知らない人から
    「そんなんじゃダメだ」と言われるケースもあるでしょう。
    犬は自分で選べませんから、飼い主がどうするべきかをじっくり考えて向き合ってください。
    犬が苦しまないで済む方法を選択してもらえれば幸いです。
    そのとき、飼い主自身も苦しむはずですから。


    トレーナーがいる前でだけ成功する!という場合に考えられる理由はいくつかある。
    ・トレーナーが怖いから。 
    ・トレーナーを信頼しているから。
     ( このふたつの違いは犬のボディランゲージとトレーナーがいないときの様子でわかるはず!
       尻尾を振っている=喜んでいる ではありませんので要注意! )
    ・トレーナーがいると飼い主さんがいつもと違うから。
     ( 褒めるタイミングや回数、罰、雰囲気など )
    ・たまたま。



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