fc2ブログ

    B-Paws 犬と人。

    ドッグトレーナーが犬のあれこれを綴ります。犬のしつけは、ホリスティック思考で参りましょう!

    罰は要らない。

    B-Pawsでは犬が失敗をしても、悪さをしても、
    噛みつこうが吠えようが、叱り付けたりしません。

    私が使う罰といえば、反応を返さないと云うこと。
    (タイムアウトや無視に相当)

    叱ったら犬が可哀想!という次元の話ではありません。
    罰に良い面を見いだせないから、です。

    体罰なんてもってのほかですが、それ以外の軽度の罰であっても
    罰には副作用が多すぎるのです。

    罰に対して、人も犬も慣れていきます。
    鈍化してしまうので、
    叱る強さが次第に強くなっていきやすいでしょう。
    最終的に体罰に至ってしまうことも考えられます。
    つい叩いてしまった・・・とか。

    それから、トイレのしつけに於いては指摘されるようになりましたが・・・
    「トイレの失敗を叱ってはいけない!他で隠れて失敗するようになる!」とか。
    トイレのしつけだけでなく、
    行動を罰せられたことにより回避行動が出現するようになります。

    人でもそうだと思いますよ。
    怖い人に叱られた、怖いからあの人の前ではやらないようにしよう・・・とか、
    失敗した!どうしよう、叱られる!バレたくない!・・・とか、
    今は見られていないからやっちゃえ!・・・とか。
    いかがでしょう、思い当たる部分はあるのではないでしょうか。

    罰によって得られるのは、正しい行動ではなく、
    罰を回避する為の行動 です。


    さて、ここで問題が発生します。(!?

    回避することが出来ない状況だった場合はどうでしょうか。
    追い詰められたと感じた犬が、身を守るために攻撃に出てもなんら不思議はありません。
    窮鼠猫を噛む。

    支配による政治は、滅びてきましたね。
    反逆もありますね。

    そして、叱られてばかりいると心が病みます。
    身体だって病みます。
    或いは、心を閉ざしてしまう。
    表情のない暗い犬になんてなって欲しくない!
    言うことさえ全部聞いてくれれば、そんなの関係ないでしょうか?
    私は犬の心を無視したトレーニングはできません。

    犬の強い顎、立派な犬歯を使わずに居てくれる・・・
    犬ってなんて優しい動物なんでしょうか( ノД`)…

    私の愛犬は超大型犬です。
    80kgサイズの犬に女性である私が力で支配しようなんて、まず無理です。
    やりたくもありませんけれど。


    イルカを思い浮かべてください。
    イルカのショーでは、イルカ達が華麗なジャンプを披露したりしています。
    あれは、イルカが合図を勝手に覚えたわけではありませんよね。
    そして、知能が高いイルカだってイタズラもするでしょう。

    イルカを叱ってしつけるとしたら、どうしたらいいでしょうか・・・。
    相手は水中です。
    人間が一生懸命泳いだって敵う相手ではありません。
    100%無理とは言いませんが、そうそう簡単に叱れるものではないと想像ができますよね。


    ・・・そういうこと、です(´-`)♫

    罰についてはまだありますが、今日はここまで。


    ← 1ポチお願いします♪

    B-Paws ☆ なかざわCPDT-KA

    logo_y.gif
    スポンサーサイト



    Comment

    Post Comments

    (設定しておくと後でPC版から編集できます)
    非公開コメント