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    B-Paws 犬と人。

    ドッグトレーナーが犬のあれこれを綴ります。犬のしつけは、ホリスティック思考で参りましょう!

    恐怖心。

    犬は人に比べて恐怖を敏感に感じやすい・・・と云うお話は、
    セミナーでお話ししたのか、
    それとも書いたか・・・忘れてしまいましたが・・・(!)

    そう。犬は恐怖に敏感です。
    野性動物なんてもっとでしょう。
    そうでなくては、血が途絶えてしまいますからね。


    怖がりの犬は決して少なくないと思いますし、
    実際にご相談いただくケースでも怖がりの子は結構います。
    吠えや噛みつきなども、恐怖心からの行動であることは非常に多いのです。
    いえ、ほとんどそうかな^^;




    怖がりな犬に必要なトレーニングは何でしょうか。

    トレーニングと聞いてまず想像するような
    服従訓練をしっかりやりましょう!とか、
    しっかり指示に従わせましょう!とかっていうのは
    違うと思うんですね、私は。


    恐怖心を抱えている犬は、新しいことを学ぶことが難しい状況にあります。
    恐怖や緊張の中、いっぱいいっぱいの状態で
    新しいことを学ぶ余裕は持てません。
    しかもそれは、成犬になるほど難しくなります。


    恐怖を感じている中で犬が求めるものはいったい何でしょうか?


    自分に置き換えて考えてみたらどうでしょうか?




    身の安全・・・ですよね。

    私たちからしたら「こんなの大丈夫よ!」と思う状況であっても
    犬は全力で恐怖を感じていたりするわけです。

    だから私は、そうした犬にはまず、
    身の安全を約束してあげていただきたいと思っています。

    他犬や新しい存在が不安材料なら、
    それらは全て無害であると伝え続ける必要があります。何度も。
    言葉だけで伝えるのではダメで、きちんと態度で伝える。

    大丈夫だから!と言いながら、「大丈夫」を押し付けるのはNG行動です。

    「怖いから放っておいて」というなら放っておきます。
    自分の足で「大丈夫かも」と動き出す一歩を待ち続けます。
    「あ、なんだ大丈夫だった」そ思ってもらえたらそれだけでいいのです。

    自分で踏み出す一歩は、とても大きな一歩なのです。


    poo.jpg



    社会性でもなんでも、その子にとって新しい何かを学ぶとき、
    まず安心・安全の提供をすることが大前提です。
    不安や緊張がほぐれて何度も「大丈夫」と犬自身が思えたら、
    そこからやっと新しいことを学ぶ準備に入れるのです。


    え?それでもまだ準備なの!?と思うなかれ。
    千里の道も一歩から!
    その一歩は確実に前に進むための大切な一歩なのですから。


    私たち人間よりも犬達の脳は、より敏感にできているのです。
    恐怖心と云うのは、動物が生きていく上で欠かせない大切なもの。
    痛みも恐怖も感じなければ生き残る確率は低くなってしまいます!


    必要以上の怖がりは様々な面で支障をきたす場合もありますし、
    いつもビクビクしていなければならないと云うのは、とてもツライことでもあります。
    無理をさせることなく少しずつ少しずつ克服していき、
    飼い主さんも焦らずにじっくりと向き合ってあげてください。


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    B-Paws ☆ なかざわCPDT-KA

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