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    B-Paws 犬と人。

    ドッグトレーナーが犬のあれこれを綴ります。犬のしつけは、ホリスティック思考で参りましょう!

    恐怖とか警戒とか。

    恐怖感と云うのは、生きていく上で重要な感覚です。

    恐怖感がなかったら、
    その種は絶滅してしまうかもしれないくらい。

    敵が迫っているのに恐怖感がなかったら
    回避することなく、そのまま襲われてしまいます。

    それに

    得体のしれない物に対して「なんじゃごりゃ~」と警戒心を抱いて、
    でも好奇心も持ち合わせて踏み出すことをしてみて、
    「危険」か「安全」の的確な判断をくださなければなりません。


    野生動物に比べたら、全然足りていないとは思いますが・・・
    それでも犬は、私たち人間よりもそうした野性的な感覚(?)が強い。

    ですから、飼い主である私たちは
    こうした犬の感覚を咎めることなく
    サポートしていってあげるべきだと思います。



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    私たちにとって「大丈夫!安全!」な物や事態であっても、
    犬にしてみたら得体のしれない恐怖を煽る物でしかなかったりするのです。

    例えば・・・

    私たちはインターホンが鳴ると、その向こう側に誰かが居て会話をします。
    同じように電話でも、その向こう側に誰かが居て会話をします。
    でも、
    犬から見たら意味不明の光景!Σ(゚д゚|||)

    誰もいないのに、家族がいつもと違う声色で、
    大きな声を出したり突然笑ったり怒ったり七変化しているようにしか見えない!
    それに対して思わず「ワワワン!」と警戒して吠えてしまうことは、
    決して咎められることではないはずです。
    でもだからといって、
    いつまでもそのまま吠えていて良いと云うことでもない。

    うるさい!ではなくて、
    ああそうだよねと理解してあげていただきたいと思います。
    その上で!
    吠える必要がないことや、
    必要以上の警戒をしなくても良いと云うことを伝えてあげる。


    好奇心がまだ勝っているくらいの時期、
    つまりは警戒心がまだ育ち切っていないくらいのうちから、
    様々な事柄に対して「安全」であることを伝えていくのがBEST。
    そこから、1歳を過ぎてしばらくくらいまで継続的に丁寧に。
    なんだったら一生でも!
    生後半年を迎える前から一歩ずつ!
    その時期を逃したら絶対NGと云うわけではありません。
    ただ、パピーよりも硬くなってしまった気持ちをほぐすには時間が掛かるので
    より一層に、しっかりと向き合って時間を丁寧に積み重ねる。
    決して闇雲に叱り付けたり強制したりして、問題をこじらせないように丁寧に。

    え?どうやって?!
    ・・・お近くのトレーナーに尋ねてみてください(´-`)

    もちろん、
    B-Pawsでもどうのようなことがポイントとなるのかは
    カウンセリングやレッスンでお伝えしますよ~♪



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    B-Paws ☆ なかざわCPDT-KA

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