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    B-Paws 犬と人。

    ドッグトレーナーが犬のあれこれを綴ります。犬のしつけは、ホリスティック思考で参りましょう!

    原因を突き止める。

    いくらか前に、興奮とストレスについて書きました。

    今回は、それについて補足的なことを書きたいと思います。


    先日の記事では、
    興奮が興奮を呼ぶ悪循環は断ち切らなければならないとお伝えしました。

    はてさて。

    では、ゆっくりのんびり過ごすだけで何でも解決するのか!?と言ったら、
    それは勿論 NO
    当然、そもそもの根本の解決にも挑まなければなりません。

    犬をそうさせている環境を変えていく必要があります。

    例えば、
    日頃サークルに閉じ込められて飼育されている場合や
    繋がれて飼育されている場合などに多いケースですと・・・

    『お散歩に連れ出そうとすると異様なまでに興奮して手が付けられない』
    『室内にフリーにした途端おおはしゃぎで手が付けられない』
    『近づくと凄い勢いで飛びついてくる』

    ・・・などの興奮状態。
    こんな状態だから、ますます室内フリーにはできない!となる悪循環。
    飼い主さんも愛犬もガッカリですよね(;д;)


    こうした犬達に、いくらのんびり過ごすことを教えようとしても
    それはなかなか叶わぬことでしょう。


    このときの犬の気持ちとしては、
    「やったー!!!やっと解放された!!!」なわけですしね。

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    犬は拘束したり閉じ込めたりして飼育するべきではありませんし、
    私たちであっても長時間閉じ込められてばかりで、
    たまの解放となったら感極まってしまうはずですよね。
    独房へ送られると云う罰があるくらい、
    閉じ込められる・拘束されると云うのはキツ~イことなはずです。
    犬だって、解放に対して当然興奮もするでしょう。

    自分の入院生活ですらきついな~と思いますよ、私は。


    この場合、そもそもの飼育環境に原因がありますから、
    そこを変えなければストレスはなくならないし、
    興奮も収まらない (或いは、暗くなっていく)。


    ・・・というように、
    原因を突き止め、そもそもの原因から見直し、
    そのうえで対処していくことが大事なのです。
    興奮に限ったことではなく、問題に面した時には大事なことです。
    表面だけを整えようなんてしないでいただけたらと思います。


    原因を突き止めたいな~と思ったら、B-Pawsのカウンセリングへ是非(´-`)♫


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    B-Paws ☆ なかざわCPDT-KA

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